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宗次ホール総括支配人・野間晴久さん /愛知

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野間晴久さん
野間晴久さん

新企画次々、増客を実現 野間晴久さん(63)

 名古屋市中区栄の繁華街に立地するクラシック音楽専用の「宗次(むねつぐ)ホール」が、29日に開館10周年を迎える。多彩な企画を打ち出し、年400回の公演を実現する。現場を預かる野間晴久さん(63)は開館1年後に就任した4代目の総括支配人だ。

 ホールは「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業した宗次徳二さんが、演奏家たちに活躍の場を提供したいと私財を投じて建設し、2007年3月に開館した。野間さんは壱番屋と取引があった信用金庫からの出向で、就任前には「支配人といっても、経理を任されるのだろう」と気楽に構えていたが、短期間に3人の支配人が次々に辞めた事実を知る。悪い予感の通り、ホール運営は赤字で、何よりも入場者の少なさにショックを受けた。

 年400~500回の自主公演とクラシック音楽があふれる優しい街づくりを掲げていたが、08年春の就任当時、310席のホールに100人入れば上出来で、わずか26人の公演もあった。空席に響く音色に胸が痛んだ。「このままでは、誰の思いも報われない」。改革を決意し、自ら集客の戦略を練り始めた。

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