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読みトク!経済

サラリーマン1年生・なるほドリーマン君 高速炉開発なぜ続けるの?=回答・宮川裕章

廃炉が決まった高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で2016年12月19日、本社ヘリから平川義之撮影

核燃サイクル、撤退に壁 核兵器転用、疑念を考慮

 なるほドリーマン君 高速増殖炉(こうそくぞうしょくろ)としての性能を確認する原型炉(げんけいろ)「もんじゅ」の廃炉が決まったけど、政府は高速炉開発の議論を続けているね。そもそも高速炉って何?

 記者 特殊なタイプの原発です。原発は、高速で動き回る中性子(ちゅうせいし)をぶつけてウランなどを核分裂させ、その際に発生するエネルギーを利用します。ウランには、分裂しやすいタイプとしにくいタイプがあり、圧倒的に多いのは後者。「軽水炉(けいすいろ)」と呼ばれる一般の原発では、核分裂しやすいウランを燃料に使いますが、こちらは中性子を遅くした方が核分裂反応が進むため、原子炉の冷却も兼ねた水で、中性子を減速(げんそく)させています。これに対し高速炉の燃料は主にプルトニウムですが、こちらは高速の中性子をぶつけた方が分裂しやすいため、減速はさせません。原子炉の冷却には、減速効果を持たない液体ナトリウムを使います。

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