(岩波新書・929円)
異常な政治行動のトランプを大統領におしあげたアメリカ社会の変化を見事にえぐった、すばらしい新書が出た。著者は朝日新聞のニューヨーク特派員。投票の一年ほど前、著者はテキサス州のボーモントに、トランプの選挙集会の取材に向かう。
「年内には人気が陰って選挙戦から脱落すると思う」と言うと、アメリカの大手メディアのトランプ番の記者が言う。「キミはホントに何もわかっていない」「トランプが共和党の候補になる」「集会の規模が違う、支持者の熱気も違う」と。
事実を調べねばならないと、著者は、各地のトランプ集会を取材し、支持者たちの話を聞いて回る。回を重ね…
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