ツマアカスズメバチ

女王バチ駆除作戦奏功 対馬で大幅減

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長崎県対馬市で駆除が進められているツマアカスズメバチ=環境省提供
長崎県対馬市で駆除が進められているツマアカスズメバチ=環境省提供

 特定外来生物のツマアカスズメバチが長崎県対馬市に侵入し、生息域を広げている問題で、環境省は同市内の巣の数が今年度は49個となり、前年度の259個から大幅に減ったことを確認した。同省は、昨春初めて実施した「女王バチ駆除作戦」に効果があったとして、今春も住民らに協力を呼びかける。

 ツマアカスズメバチは2012年に国内で初めて対馬市で確認された。中国やインドなどが原産で体長2~3センチ、繁殖力や攻撃性が強くミツバチを捕食する。韓国や欧州では在来種の激減との関連が指摘されており、養蜂業への打撃が懸念されている。対馬には韓国との定期航路があり、船で入った可能性が高いとみられている。

 国は14年度に特定外来生物に指定し、駆除の強化などを図るが、同市内の巣の確認数は、13年度56個▽14年度150個▽15年度259個--と増加傾向にあった。さらに15年に北九州市、16年に宮崎県日南市でも見つかり生息域の拡大が懸念されている。

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