現場から記者リポート

忍者の日 本物、甲賀から発信を 再発見、追体験できる魅力 「手付かずが面白い」 /滋賀

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パネルディスカッションで忍者の魅力などを話し合った磯田道史さん(左から2人目)や岩永裕貴市長(右端)ら=滋賀県甲賀市のあいこうか市民ホールで、北出昭撮影
パネルディスカッションで忍者の魅力などを話し合った磯田道史さん(左から2人目)や岩永裕貴市長(右端)ら=滋賀県甲賀市のあいこうか市民ホールで、北出昭撮影

 「忍者の日」(2月22日)の前後、甲賀市でさまざまなイベントがあった。市は催しによる盛り上がりを街づくりにつなげたい考えだ。記者は子供の頃から「生まれ変わったら忍者になりたい」と思ってきた。「忍者の日」に現地を訪れ、活用の方法を考えてみた。【北出昭】

 まずは「忍者の日特別メニュー」の学校給食を甲南第二小学校でいただいた。白米と黒影米を混ぜた酢飯で、ソーセージと、かんぴょうやニンジン、干しシイタケの煮物を巻く「甲賀流忍者巻き」▽手裏剣のイラスト入り「忍忍コロッケ」▽豚肉やダイコン、キャベツ、手裏剣模様のかまぼこが入った「甲賀流忍者鍋」▽甲賀流忍者イラスト入り「忍者みかんゼリー」など忍者づくし。牛乳も付いた。

 180万円の特別予算で9400食だから、1食200円弱の計算。値段以上の質と量は感じたが、これは忍者が食べたメニューではない。市の狙いは「忍者の日」を子供たちに認知させ、「忍者のまち甲賀」に愛着を持ち続けてほしいというもので、確かに児童らは大喜びだった。だが、本物の忍者ファンとしては、甲賀でしか食べられない本当の忍者飯を食べたい。たとえ現代人の味覚に合わなくても、一生語り続けるだろう。

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