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林中無策

ある農民の死=倉本聰

 中島正翁が亡くなった。ご存じない方も多いかと思う。安藤昌益の哲学を継承し、自然循環型農業を実践されて、「都市を滅ぼせ」(双葉社刊)という名著を残されている。享年96。

 平成の初期にこの著にめぐり合い、10年ほど前に知己を得て、以来ずっと文通してきた。何とも美事(みごと)な方だった。

 初めてご自宅をお訪ねした時、翁は既にかなりのご高齢だったはずだが、下呂温泉に近い農村で奥様とまだ畠(はたけ)を耕しておられた。炬燵(こたつ)にあたってお話をしたが、お茶うけは菓子でなく漬物だった。直耕ということの大切を教わった。農業は商業や工業ではなく、自らの食料を得るためのもので、それ以上でもそれ以下でもなく、余ったものは人にあげたりいただい…

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