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大幸薬品(大阪市西区)は看板商品の胃腸薬「正露丸」で、51年ぶりの新タイプの商品「正露丸クイックC」(税抜き1000円、16カプセル入り)を4月3日から全国のドラッグストアなどで発売する。15日に東京都内で開いた記者会見で柴田高社長は、「正露丸の主成分の木(もく)クレオソートは安全性の高い生薬。(クイックCは)すばやく効くので(体調が)おかしいなというときに最初に飲んでもらえたら」と話した。
「クイックC」は「クイックにのめてクイックに溶ける」がキャッチフレーズ。中身が液体のカプセルタイプで、1966年発売の丸薬を糖衣で覆った「セイロガントーイ」(現在は同糖衣A)以来の新タイプとなる。水中で溶かすと正露丸は約45分、糖衣Aが約20分かかるが、クイックCは約6分で溶けるという。カプセル化は20年ほど前に取り組んだものの、特有のにおいを抑えることが難しいなどの理由で断念したこともあり、担…
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