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南方に散った松本連隊(松本市) 漂流・飢え、過酷な最前線 /長野

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信州大学松本キャンパス内に残る第50連隊で使われた糧秣庫=松本市旭で
信州大学松本キャンパス内に残る第50連隊で使われた糧秣庫=松本市旭で

 信州大学松本キャンパス(松本市)の一角に、古い赤レンガ造りの倉庫がある。信大の敷地はかつて、旧陸軍の歩兵第50連隊の駐屯地だった。倉庫は兵士の食料を保管する糧秣庫(りょうまつこ)で、1908(明治41)年ごろ造られた。今も医学部の倉庫として使われ、2012年に国の登録有形文化財に指定された。

 50連隊は、松本連隊とも称された信州の郷土部隊。日露戦争(1904~05年)中に編成され、当初は東北に本部が置かれた。軍再編で松本が連隊本部に決まり、08年、部隊は松本に到着した。

 都市に連隊が置かれると、多くの兵や面会家族が集まり、軍需物資も納入されるなど、経済効果は大きい。松本でも地元の積極的な誘致活動の末、連隊の駐屯が決まった。

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