大震災6年

「命を救えなかった」鵜住居の教訓を生かして

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解体前の「鵜住居地区防災センター」前に浮かんだ「偲い」の文字=岩手県釜石市鵜住居町で2013年8月10日、高尾具成撮影
解体前の「鵜住居地区防災センター」前に浮かんだ「偲い」の文字=岩手県釜石市鵜住居町で2013年8月10日、高尾具成撮影

「防災センターの悲劇」遺族の証言集め出版

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市の鵜住居(うのすまい)地区防災センターは推定で200人以上が命を落とした。津波の避難所と思い込み、ここに逃げたために犠牲となった人たちの遺族に取材を続けてきたフリーライターの渋井哲也さんが、「命を救えなかった-釜石・鵜住居防災センターの悲劇-」(第三書館)を出版した。渋井さんは鵜住居の教訓を生かそうと訴えている。【中嶋真希】

 「命を救えなかった」には、妊娠中の妻・理香子さん(当時31歳)を亡くした美容師の片桐浩一さん(47)らが当時、どうやって逃げ、家族を捜し、そしてこの6年を生きてきたかを記した。

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