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音楽一家 ヘーデンボルクファミリーの3兄弟

【6】「音楽のない世界など考えられません」ユリアン・洋・ヘーデンボルクさんインタビュー【後編】 

ユリアン・洋・ヘーデンボルクさん(左)と兄でチェリストのベルンハルト・直樹・ヘーデンボルクさん=榊原崇弘撮影

 スウェーデン人でヴァイオリニストの父と日本人でピアニストの母、ウィーン・フィルで活躍する2人の兄を持つ、三男でピアニストのユリアン・洋・ヘーデンボルクさん(26)のインタビュー後編。16歳でピアノを離れた洋さんは、21歳で再びピアノを弾く決意をします。そのきっかけは何だったのか。また、音楽に懸ける熱い思いについても語ってもらった。(前編はこちら)【聞き手・西田佐保子】

 21歳の時、学校の音楽祭で、カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」のピアノソロパートを、私と親友との2人で弾く機会がありました。演奏後、ウィーン楽友協会の大ホールは盛大な拍手に包まれ、私は感動で涙があふれました。それがまた「舞台の上でピアノを弾きたい」と強く感じた瞬間です。

 演奏会の後「ピアノと再度向き合う勇気があるならば支持しますよ」と声を掛けてくれたのが、スタニスラフ・チヒョノフ先生です。実は、私の親友が「面白いピアニストがいるから聴きに来てください」と、そのイベントにチヒョノフ先生を誘ってくれていました。「ピアノは自身の幸福に結びつく」と確信し、ピアニストとして生きていくことを決心。2011年、ハイドン音楽大学に入学し、チヒョノフ先生に師事しました。チヒョノフ…

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