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干し芋のグラノーラ 女子高生が2年かけ開発

販売される「ほしいもグラノーラ」。リンゴ味の「apple」(左)とみそ味の「miso」=ひたちなか市のホテルクリスタルパレスで

 私立大成女子高(水戸市五軒町)の生徒たちが、茨城県の特産品、干し芋を使ったシリアル食品「ほしいもグラノーラ」を開発した。2年がかりで味やパッケージにこだわった自信作だ。中心メンバーの中山紗希さん(2年)は「県内外の人に、もっと茨城の魅力を知ってもらいたい」と話す。【川崎健】

     開発したのは部活動の一つ、探究部地域デザイン班のメンバー。地域が発展するようなアイデアを形にするため2015年4月に創部し、25人が所属した。県外で高校生との商品開発に実績のある団体の協力を得た。

     茨城らしい食べ物として干し芋に着目した。全国の生産量の9割を占めるのに、県外ではあまり知られていない。同級生や友人に聞くと「ベタベタしている」「地味」とイメージは良くなかった。逆に、イメージを一新するチャンスでもあった。

     さわやかでオシャレな商品に変えるため、部員から出た意見が若い世代に人気のグラノーラだった。栄養バランスに優れ、他の食材と一緒に混ぜてもおいしい。干し芋を入れることで食べ応えが増し、満腹感が得られる。ひたちなか市内の生産者やホテルの料理長らから協力を仰ぎ、最初の1年でリンゴ味とみそ味の2種類を完成させた。

     パッケージのデザインに1年をかけた。色や形が「やわらかい」「あたたかい」など干し芋のイメージをまとめ、デザイナーに依頼。白が基調のさわやかなパッケージに仕上がった。副部長の山本悠乃さん(同)は「この商品で、伸びしろのある茨城をアピールしたい」と意気込む。

     創部時2、3年生だった18人は卒業し、当時1年生だった7人が最後まで仕上げた。探究部は3月末で活動を終え、4月からは同校のカリキュラムの一つとして、選択授業に同様の活動を取り入れるという。

     商品は1袋(80グラム)540円。ホテルクリスタルパレス(ひたちなか市大平1)やJR勝田駅前の飲食店「キッチンモアナイナ」で販売されている。今後販売を拡大させたい考えだ。

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