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名張・高齢者の外出支援 地域住民、一般車で送迎 人員不足に資金難、課題も多く /三重

百合が丘地区の外出支援を利用する高齢者=三重県名張市元町で、広瀬晃子撮影

 「車がないと、買い物にも行けへん。難儀な話や」。名張市の高齢男性が不満をもらす。郊外に住宅地が点在する同市では、マイカーの運転ができなくなった高齢者の外出問題は深刻だ。そんな中、地域住民が一般車で送迎する「外出支援」の需要が高まっている。さまざまな利用者を通して現状と課題を探ってみた。【広瀬晃子】

 ◆通院も困難

 桔梗が丘地区の地域づくり組織「お助けセンター 絆」では昨年10月に支援をスタート。いつも利用しているのは元会社員、澤森稔さん(81)。行き先はかかりつけ医の「市立病院」だ。現在は妻と二人暮らしで、一昨年から体調を崩し、月に一度の通院が欠かせない。車を運転していたが、70代で免許証を返納。以降は路線バスを利用していたが、現在は薬の副作用で自宅近くの停留所まで歩くことさえ困難になった。タクシーだと往…

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