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今週の本棚

ロシア革命 亀山郁夫・選

 <1>ロシア革命(E・H・カー著、塩川伸明訳/岩波現代文庫/1404円)

 <2>文明としてのソ連(石井規衛著/山川出版社/品切れ)

 <3>スターリン批判1953~56年(和田春樹著/作品社/3132円)

 ロシア革命は国民の総意であったのか、クーデターか? ソ連崩壊は自壊か、破壊か? 今なお尽きぬ問いがここにある。抑圧の長い歴史をくぐり抜けてようやく誕生した異形の政治体制。それこそ人類の究極の理想であるはずのものが、現実には、みずからの「正当性」を守るべく異論者を抹殺し、文化の廃絶を目論(もくろ)んだ。

 ロシア革命百年をどの射程でとらえるか。直近の話題作、池田嘉郎著『ロシア革命』は、現代におけるロシア革命の意義をむしろ二月革命を起点とする臨時政府を中心とした八カ月間の議論に見出(みいだ)す。しかしここに挙げるのは、十月革命後のロシアの激動を、現代において問われるべき視点から書かれた三冊である。

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