政府検討

天皇退位後も敬称「陛下」 皇位継承対象外に

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天皇誕生日の一般参賀で手を振られる天皇陛下と皇后さま=皇居で2016年12月23日午前11時、丸山博撮影
天皇誕生日の一般参賀で手を振られる天皇陛下と皇后さま=皇居で2016年12月23日午前11時、丸山博撮影

 政府は天皇陛下が退位された後について、敬称を「陛下」とし、逝去された場合の墓所は「陵」とする検討に入った。「陛下」や「陵」は本来は天皇や皇后、皇太后などにしか使わない用語だが、退位後の天皇という立場を考慮した。一方で皇位継承の対象からは外し、再び天皇とならないことを明確にする。

 明治以降の近代天皇制では天皇が退位した例がないため、退位が実現した後の陛下の呼称や待遇などをどう位置付けるかが課題になっている。天皇と退位した天皇が同時に存在する形となるため、「国民統合の象徴」が分裂するとの懸念もある。

 このため、退位後の陛下については、天皇を務めたことのある皇族という位置づけとし、他の皇族とは別の扱いとするが、皇位継承順位からは外す。

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