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支局長からの手紙

熊楠を支えた弟 /和歌山

熊楠が常楠に送った手紙を手にする南方康治さん=和歌山市湊紺屋町の世界一統で、坂口佳代撮影

 今年生誕150年を迎えた世界的博物学者、南方熊楠(みなかたくまぐす)は、「知の巨人」「歩く百科事典」と言われます。驚異的な記憶力で古今東西の文献に精通し、生物学や民俗学などで大きな業績を残しました。その背景に、弟常楠(つねぐす)の支えがあったことはあまり語られていません。

 熊楠は1867年、和歌山市の金物商、南方弥兵衛(後に弥右衛門)の次男として生まれました。東京大予備門を中退し、1886年に渡米。キューバを経て英国へ渡りました。この間、弥兵衛は南方酒造(現在の世界一統)を創業し、三男常楠が引き継ぎました。

 熊楠の留学中に弥兵衛は亡くなり、常楠が送金を続けました。熊楠は1900年に帰国し、常楠宅に居候しま…

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