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健康狂想曲

健康への関心が今ほど高まっている時代はありません。あふれる情報や「健康であるべきだ」という圧力に、どこか息苦しさを感じている人もいると思います。日本人の置かれた健康をめぐる状況を探る連載「健康狂想曲」を展開します。

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第1章・ここまで来た/4 抗菌ブーム、衛生・快適求め

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書籍消毒機を使う親子=東京都新宿区戸山図書館で、池乗有衣撮影
書籍消毒機を使う親子=東京都新宿区戸山図書館で、池乗有衣撮影

 <くらしナビ ライフスタイル>

 東京都新宿区の戸山図書館。生後9カ月の娘と訪れた女性会社員(39)は借りた本を持って、ある機械に向かった。電子レンジのような扉を開け、機械の庫内に本を広げ、立てて置く。扉を閉めてボタンを押す。庫内が青く光り、本のページが揺れる。30秒ほどで作業は終了した。

 ●図書館の本を消毒

 この機械は書籍消毒機。女性は「公共の物はどんな人が手にしたか分からないし、人の唾が飛んでいるイメージ。神経質にならないようにしてはいるが、きれいにできた方が気持ちがいい」と話す。

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