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「森友」問題の磁力=二木一夫

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 戦後の未解決事件の一つ、朝日新聞阪神支局襲撃事件は1987年の憲法記念日に起きた。犯行グループは声明文で戦後体制を否定し、戦前回帰を訴えた。

 発生から間もなく30年がたつ。その間、犯人たちの主張を受け入れる土壌が社会全体にじわじわと広がってきたように思える。

 事件の翌年から朝日新聞労働組合は言論の自由を考える集会を開いている。「愛国心」をテーマにしたのは今から10年前のシンポジウムだ。

 その年の4月、長崎市の伊藤一長市長が暴力団幹部に射殺された。前年の終戦記念日には加藤紘一元自民党幹事長(故人)の実家が右翼団体幹部に放火された。加藤氏は当時、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判していた。

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