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人生は夕方から楽しくなる

ベテラン記者が大人ならではの滋味ある話を求め、旬の人と語り合う大型インタビュー。人生が楽しくなるヒントをお届けします。金曜日更新。

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漫画家 モンキー・パンチさん

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「中学生の頃は『毎日中学生新聞』に絵を描いて投稿していましたよ」=千葉県佐倉市で2017年3月2日、中村藍撮影
「中学生の頃は『毎日中学生新聞』に絵を描いて投稿していましたよ」=千葉県佐倉市で2017年3月2日、中村藍撮影

上質な作品追求へ、何でもチャレンジ

 「その機種は何ですか?」。写真部記者が一眼レフカメラを向けると、興味深そうに尋ねてきた。機械いじりがとにかく好きらしい。子供の頃はラジオを自分で組み立てたほど。パソコンに初めて触れたのは1975年、米国の友人宅に置いてあった1台だった。「これは何の機械だろうって。当時の価格で50万円ほどしたかな。すぐに現地で購入して持ち帰りました」。コンピューターでの作品作りは88年から。仕事場に置かれたマッキントッシュ。スイッチを入れてもらうと、色鮮やかな作品が浮かび上がった。

 国民的漫画「ルパン三世」を描いてから50年を迎える。こんなに長く愛される理由は、作者自身も分からない。実はルパンは、大慌てで生み出されたキャラクター。その才能を見いだしたコミック誌「漫画アクション」(双葉社)の初代編集長の故清水文人さんから「1週間で出せ」と言われ、作り上げたという。ルパンが短髪なのは、時間がなく髪を描かなくていいようにしたためだ。

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