柏崎刈羽原発

免震重要棟問題 東電、継続使用に固執 「誤解させる説明」2年押し通し /新潟

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 東京電力柏崎刈羽原発の「免震重要棟」問題が波紋を呼んでいる。同棟は事故対策拠点のはずだったが、東電は先月、事故時には原則として使わない方針を打ち出した。強い揺れ(基準地震動)に耐えられないことは、東電内で3年以上も前から分かっていたという。米山隆一知事は2月の県議会本会議で「安全の確立を第一に取り組んでいるのか疑問だ」と東電の姿勢を批判し、検証する考えを示した。なぜこのような事態に陥ったのか。東電への取材などから報告する。【高木昭午】

 同原発は2007年7月の中越沖地震で地震対策の不備を露呈。その改善策の一つとして打ち出されたのが免震重要棟だった。建物は09年12月に完成し、東電は「中越沖地震を上回る震度7にも耐える」新しい事故対策拠点だと宣伝していた。

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