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鉄路の行方・JR発足30年

/5止 JR西日本・四国 「罰」より事故予防

 「ミスをした場合、『乗務から戻ったら何を言われるんやろ』とビクビクしていた。そんなプレッシャーがなくなった」。JR西日本の30代の男性運転士が胸中を明かした。

 JR西は2016年4月、運転士らの人為的なミス(ヒューマンエラー)について、事故が起きた場合も含めて懲戒処分の対象から外した。ミスに至ったプロセスを重大事故の未然防止に役立てるのが目的だ。きっかけは、05年4月の福知山線脱線事故だった。

 乗客106人が死亡するという大事故について、国の航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)は07年の最終報告書で「厳しい日勤教育や懲戒処分を行う運転士の管理方法が関与した可能性が考えられる」と、組織の体質を問題視した。

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