司馬遼太郎賞

混迷の時代こそ司馬文学を 贈賞式で葉室麟さん 歴史シンポで黒田如水論も 大阪

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 <日曜カルチャー>

 第20回司馬遼太郎賞の贈賞式が2月18日、大阪市中央区のNHK大阪ホールで開かれた。小説『鬼神の如(ごと)く 黒田叛臣(はんしん)伝』(新潮社)で受賞した福岡県久留米市在住の作家、葉室麟さん(66)は記念のスピーチで「司馬さんの名前を冠した賞を頂き、夢のようです」と喜びを語った。【渡辺亮一】

 大阪で生まれ育った作家、司馬遼太郎(1923~96年)の活動を記念し、文芸、学芸、ジャーナリズムの分野の中から、創造性にあふれ、さらなる活躍を予感させる作品に贈られる同賞。全国の報道機関、作家、学者、文化人からアンケートをとり、候補選定委員会(司馬遼太郎記念財団を構成するマスコミ11社)が選んだ候補作について、井上章一(建築史家、国際日本文化研究センター教授)、後藤正治(ノンフィクション作家)、…

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