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残業上限「月100時間」 政労使合意 これは「過労死の合法化」だ

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電通の新入社員の過労自殺で、残業時間の上限規制は安倍晋三内閣の重要課題に。「月100時間未満」などとする政府案に、経団連の榊原定征会長、連合の神津里季生会長は合意したが、労働者からは反対の声が上がる
電通の新入社員の過労自殺で、残業時間の上限規制は安倍晋三内閣の重要課題に。「月100時間未満」などとする政府案に、経団連の榊原定征会長、連合の神津里季生会長は合意したが、労働者からは反対の声が上がる

 批判の声が収まらない。政府が今月、長時間労働の是正策として「残業時間の上限は繁忙期には月100時間未満」と定めたことにだ。「働き方改革」は安倍晋三首相肝煎りの政策だったはずなのだが……。背景を探ると、政権の本音が浮かび上がる。【小林祥晃】

「月80時間でも危ない」と弁護士/政府の「働かせ方改革」なのか…

 「月100時間の残業は、人が死ぬかもしれない労働時間。死ぬまで働けと言っているのと同じだ」

 東京・永田町の参院議員会館で15日に開かれた緊急集会。過労死した会社員の遺族や、弁護士ら約200人が集まり、今回の決定に反対の声を上げた。参加者の手元には、2015年に過労自殺に追い込まれた電通社員、高橋まつりさん(当時24歳)の母幸美さんのアピール文があった。その一文にはこう記されていた。「月100時間働けば経済成長すると思っているとしたら、大きな間違いです」

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