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美術

SEITEI 蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭 転換期生きた画家=評・高橋咲子

 近世から近代へと移る転換期に生きた画家、渡辺省亭(せいてい)(1852~1918年)の個展が開かれている。明治以降の制度の中で「日本画」が構築される一方、画壇に属さなかったため美術史からはこぼれ落ちた画家。幕末から明治にかけての「美術」を巡る動きが近年見直されているが、本展を弾みに再評価も進むだろう。

 花鳥画を西洋的な感覚を取り入れて描いた省亭は、柴田是真、河鍋暁斎と共に欧米で評価が高いが、重要作品が海外で所蔵されていることもあり、忘れられてしまった。そこで、来年が没後100年に当たることから、美術関係者が実行委をつくり、展覧会を実現させた。

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