テレビは社会の窓である。今回は、社会は社会でも動物たちの社会のお話--。
この3月に惜しまれながら最終回を迎えたのが、俳優・寺脇康文さんが司会を務めるペット番組「わんニャン倶楽部」(BS日テレ)。私は番組途中で依頼を頂いたのですが正直、最初はあまり乗り気ではありませんでした。当時、愛猫「グレ」を亡くした悲しみがまだ癒えておらず、とてもとてもよそ様の猫の可愛さを引き立てるナレーションなど書ける気がしなかったのです。そんな折、若き演出家がプロデューサーに「ギャラが足りないようなら僕の給料から引いて、たむらさんに」と言ってくれたことを耳にし、感激。ありがたく仕事を受けました。
すると、見えてくる、見えてくる。新しい世界! ちょうど番組がドキュメンタリー路線にかじを切った時期とも重なって、視野が一気に開けます。
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