島尾ミホさん

奄美で追悼ミサ 出席者「神秘的な人だった」 /鹿児島

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ミホさんの追悼ミサで静かに祈りをささげる伸三さん(右から3人目)と家族ら
ミホさんの追悼ミサで静かに祈りをささげる伸三さん(右から3人目)と家族ら

 作家、島尾敏雄さん(1917~86)の妻で、代表作「死の棘(とげ)」のモデルになった作家、島尾ミホさんの命日の25日、奄美市名瀬の教会で追悼のミサがあった。今年は没後10年、敏雄さん生誕100周年にあたる。出席者は静かに祈りをささげ、ミサ後は瀬戸内町加計呂麻島呑之浦にある墓に手を合わせ、ミホさんをしのんだ。

 太平洋戦争末期、海軍特攻隊長として加計呂麻島に配属された敏雄さんと知り合い、1946年に結婚。「死の棘」では、夫に愛人がいたことを知り、執拗(しつよう)な糾明を繰り返す「ミホ」として登場した。自身も小説集「海辺の生と死」(74年)で田村俊子賞を受賞。敏雄の死後は喪服で通し、2007年に87歳で死去した。

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