「謎の穴」の前で手を広げる小田桐賢一さん=青森県つがる市稲垣町福富で2017年3月29日午後1時54分、一宮俊介撮影

 青森県つがる市の麦畑に大きな穴が出現し、のどかな町が沸いている。穴の周りが盛り上がるなど衝撃を受けてできたように見えるため、落雷説や隕石(いんせき)落下説など侃々諤々(かんかんがくがく)で、警察も調査に乗り出す騒ぎとなった。

 畑を所有する小田桐賢一さん(48)の父親が今月上旬、一面雪に覆われていた畑の中にくぼみを見つけた。雪が解けると、直径数メートル、深さ約1.5メートルの楕円(だえん)形の穴がぽっかりと口を開けたという。

 警察などによると、爆発によるものではなく、危険な物質も検出されていない。小田桐さんは「男のロマンとしては、隕石であってほしい」と言い、宇宙からの贈り物に期待を寄せている。【一宮俊介】