那須雪崩

「経験則」から慢心…歩行訓練、3教諭で決断

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記者会見で厳しい表情を見せる県高校体育連盟登山専門部専門委員長の猪瀬修一・県立大田原高校教諭=宇都宮市で2017年3月29日午後5時49分、宮武祐希撮影
記者会見で厳しい表情を見せる県高校体育連盟登山専門部専門委員長の猪瀬修一・県立大田原高校教諭=宇都宮市で2017年3月29日午後5時49分、宮武祐希撮影

 「絶対安全だと思っていた」--。栃木県那須町の那須温泉ファミリースキー場付近で起きた雪崩で県立高校生ら8人が死亡した事故で、現場責任者だった教諭が29日、公の場で初めて当時の状況を語った。安全と判断した根拠については自らの「経験則」という言葉を繰り返す一方、教え子を失った事実に声を震わせ、頭を下げて記者会見場を後にした。

 悪天候のために登山の実技講習を中止しながら、なぜ歩行訓練を実施したのか--。「春山登山」講習会を主催した栃木県高校体育連盟で登山専門部委員長を務める県立大田原高の猪瀬修一教諭(50)が県庁で記者会見し、登山専門部の副委員長、参加校の山岳部の顧問教諭の計3人で話し合って決めたことを明かした。

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