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ストーリー

旧東独・秘密警察の爪痕(その1) 不問にされた深い闇

 真っ白な口ひげをたくわえたボルフ・ビーアマンさん(80)は記者との待ち合わせ場所に現れるや、居合わせた人々に取り囲まれて笑顔を見せた。旧東ドイツ政府(1949~90年)の圧政に対し、歌を武器に抵抗を続けた国民的スター。昨年12月8日、ベルリンの老舗ホテルでの光景だ。

 ビーアマンさんは76年11月、東ドイツ政府から国外追放処分を受けた。主導したのは国家保安省、通称「シュタージ(Stasi)」と呼ばれた秘密警察である。

 9万1000人の正規職員のほか、約18万人を「非正規協力者」としてスパイ化。尾行、盗聴、暗殺工作……あらゆる手段で反体制派を封じ込めた。

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