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張競・評 『岩波茂雄文集(全3巻)』=植田康夫、紅野謙介、十重田裕一・編

 (岩波書店・各4536円)

出版文化の先駆者の全貌明らかに

 明治に入ってから、日本の出版文化はかつてないほどの繁栄を遂げ、個性的な出版人が輩出した。そのなかでも岩波茂雄はひと際目を引く存在である。これまで少なくとも六種類の伝記が刊行されており、そのうちの二点は三年半前にほぼ同時に出版されている。日本はいうにおよばず、世界でも珍しいであろう。

 たかだか一人の出版商がこれほどの注目を集めたのはなぜなのか。時代の波に乗り、明治の末から良書を出し…

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