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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/56 桜花

 <日曜カルチャー>

もう死旗はいらない

 <花の時季に、いまわの娘の眸(ひとみ)になっていただいて、花びら拾うてやっては下はりませんでしょうか>(『神々の村』)。桜の季節には石牟礼道子さんの言葉を思い浮かべる。20代で亡くなった水俣病患者の坂本きよ子さん。

 <何の恨みもいわじゃった娘のねがいは、花びら一枚でございます>(同)と石牟礼さんはきよ子の母になりかわって書く。

 3月11日、石牟礼さんは90歳になった。この日、熊本市・江津湖のほとりの店に、名古屋在住の一人息子…

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