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林屋晴三さん88歳=茶わん研究の第一人者

林屋晴三さん=東京都港区虎ノ門の菊池智美術館で2004年5月11日、川辺章生撮影

 日本陶磁史における茶道具、特に茶わんの文化的研究を進めた東京国立博物館名誉館員の林屋晴三(はやしや・せいぞう)さんが1日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった。88歳。葬儀は近親者で営む。お別れ会を5月に開く。喪主は長女大塚多香(おおつか・たか)さん。

 12歳で表千家に入門。旧制中学卒業後に上京して現東京国立博物館に勤務した。以後、茶の湯の茶わんを中心に研究し、「東洋陶磁展」「茶の美術」展などを企画・開催。現代陶芸家の創作活動にも関心を注ぎ、主催する茶会や展覧会でその魅力を積極的に紹介してきた。

 1990年に同館次長で退官後は、頴川(えがわ)美術館(兵庫県)理事長や菊池寛実記念智(とも)美術館(東京都)館長を歴任。日本陶芸展(毎日新聞社主催)の審査員も長く務めた。2007年織部賞。共著「名碗(めいわん)を観(み)る」など、編著書多数。

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