メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

音楽

新国立劇場《ルチア》 ひとときの異次元=評・大木正純

 新国立劇場の新制作、ドニゼッティ《ルチア》が好評と聞いて、遅まきながら楽日も近い3月23日の公演に駆けつけた。なるほどこれは大成功の部類に入るだろう。ベル・カント・オペラの難関をこれだけ高い水準でクリアするのは並大抵なことではない。

 第一にイタリアから招いた指揮者ジャンパオロ・ビザンティの功績が大だ。オーケストラ(東京フィル)を存分に歌わせて歌に溺れず、劇的な起伏と切れの良いリードで壮大な悲劇を引き締めた。モンテカルロ歌劇場総監督ジャン=ルイ・グリンダによる演出も、荒涼たる北の海の映像や美しい舞台装置をバックに、古典劇としての格調を重んじた点に好感が持てる。演技にこまやかな配慮をゆきわたらせつつ、一方では名高い六重唱を、…

この記事は有料記事です。

残り473文字(全文788文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン
毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. クジラ 東京湾で目撃9件 海ほたる沖で何度もジャンプ
  2. セクハラ 「早大の渡部直己教授から」元女性院生申し立て
  3. 竜王戦 藤井七段、都成五段に勝つ 決勝T1回戦
  4. サッカー日本代表 不安定な川島 西野監督も苦言
  5. サッカー日本代表 ポーランドに勝つか引き分けで突破

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]