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特集ワイド

おおらかな大阪どこへ? 編集者、江弘毅さんと考える

いかにも大阪的なにおいプンプンのジャンジャン横丁=大阪市浪速区で、三浦博之撮影

 「森友学園問題」の舞台は大阪。幼稚園での戦前っぽい愛国教育、新設小学校の名誉校長に首相夫人が座る予定だったとは「ホンマかいな」である。そもそも反権力、おおらかな風土は、いつから変わった? 新刊「大阪的」(ミシマ社)が評判の関西の名物編集者、江弘毅さん(58)と考えた。【鈴木琢磨】

 注目の籠池泰典前理事長の証人喚問があった翌日、大阪へ向かった。リニューアルされたものの、すっかり迷路みたいになった大阪駅構内をさまよい、かつて毎日新聞大阪本社があった堂島の地下街の喫茶店で一息つく。「なんやしらん籠池のおっさんの味方になったで」「そやな、国にいじめられてる感じもあるしな」。隣席で昼食を終えた50歳ぐらいのサラリーマンらがくだんの森友問題をあれこれしゃべっていたのだった。

 久しぶりに会った江さんは変わらず大阪に根を張り、大阪を楽しみながら仕事を続けていた。本屋には「大阪的」とほぼ一緒に出た「いっとかなあかん店 大阪」(140B)も平積みされていた。そんじょそこらのグルメ本と違う、その文にはいちげん客でもなじみのように接する新梅田食道街への愛がじわっとにじんでいたりする。「おかげさんで、よう売れてます」

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