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学校法人「森友学園」(大阪市)から旧国有地での小学校建設を受注した「藤原工業」(大阪府吹田市)が5日、未払いの工事代金約4億円の支払いを学園に求める訴えを大阪地裁に起こした。小学校建設を巡る一連の問題で、学園側が提訴されたのは初めて。
訴状によると、同社は2015年12月、大阪府豊中市の国有地(当時)に、小学校を15億5520万円で建設する契約を学園と結んだ。その後、地中に大量の廃棄物があることが判明。土壌対策工事などで、費用は総額20億円以上になる見通しだ。
学園は3月10日、府に提出していた学校設置認可申請を取り下げたが、開校予定だった4月を前に、ほぼ校…
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