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日銀

異次元緩和4年 出口は見えず 膨らむリスク

定例記者会見で質問を聞く黒田東彦日銀総裁=東京都中央区で2017年3月16日午後3時37分、藤井太郎撮影

 日銀の黒田東彦総裁が進めてきた大規模金融緩和「異次元緩和」は4日、導入から4年が経過した。当初「2年程度で物価上昇率2%を実現できる」としてスタートしたが、今なお達成は見通せない。難題は来年4月に就任する次期総裁に持ち越されそうだ。

 「次の審議委員には出口戦略を語ることができる方をお願いしたい」

 ある政府関係者は今年に入り、7月に任期を迎える2人の審議委員の後任人事について、将来の金融緩和縮小を見越した日銀幹部から依頼を受けた。2審議委員の人事は次期総裁選びの「前哨戦」とも目される。この関係者は「表向き口に出さないが、日銀は『出口』を相当心配している」と明かす。

 異次元緩和は、デフレ脱却のため日銀が金融機関から国債を購入し、市場に大量のお金を供給する政策だ。2013年4月から実施し、金利水準を押し下げて企業や家庭に投資や消費を促すとともに、円安・株高で企業業績を押し上げる効果を狙った。

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