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よくわかるニュース

3月のニュースファイル(2017年5月号より)

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■韓国の朴大統領失職

 韓国の憲法裁判所は3月10日、朴槿恵大統領に罷免(クビ)を言い渡しました。朴大統領が親友、崔順実被告の利益のために権力を乱用したことと、捜査に応じず真相究明をさまたげたことについて「憲法を守ろうとする姿勢がうかがえない。国民の信任にそむく行為だ」と認定しました。

■わいろ受けた疑いで逮捕

 また、大手企業に巨額のお金を出させてつくった財団などを通じ、崔被告が不当な利益を得ていたことも認めました。朴大統領が崔被告に政治上の重要書類を見せていたことについても法律違反と判断しました。

 朴さんは昨年12月、国会から弾劾訴追され、大統領の権限が止められていました。憲法裁の判断によって失職となり、3月31日に検察に逮捕されました。大統領の地位と権限を利用して企業から金品を受け取るなどした収賄の疑いです。

 次の大統領を決める選挙は5月9日に行われます。

Q 弾劾訴追ってどういうこと?

A 韓国では原則として大統領が逮捕されることはありません。その代わり、国会が「大統領にふさわしくない」と考えた場合に辞めさせる制度が「弾劾」です。在籍議員の3分の2以上が弾劾を求める「訴追案」に賛成すれば、憲法裁判所がクビにするかどうかを審理します。

Q これからどうなるの?

A 前大統領が逮捕されたことで、真相究明が本格化します。

 検察は前大統領について「相当な部分で崔被告とはかりごとをしていた」と考えています。韓国を代表する企業、サムスングループから資金が出ており、前大統領らが収賄にかかわっているとにらんでいます。

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