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相乗効果もたらす「付け人」=武藤久

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 大相撲には「付け人」という制度がある。部屋の師匠が十両以上のいわゆる関取に幕下以下の力士を預け、身の回りの世話をしてもらう。関取は彼らに稽古(けいこ)をつけて強くする。

 芸能界などでは身辺の雑用をする人を「付き人」というようだが、角界は師匠が双方がうまくいくように付けることから「付け人」だともいわれている。また出世が早い関取には角界のあれこれ、時には対戦相手の情報や助言をしてもらうために年長者を配置することもあり、こんな「付け人」もある。

 3月の春場所で稀勢の里の敵役になった照ノ富士と「付け人」駿馬の関係は後者だ。モンゴル出身の照ノ富士は2011年に初土俵を踏みとんとん拍子の出世で15年夏場所、関脇で優勝して大関に昇進。横綱間違いなしといわれたが、けがが重なって同年秋場所で優勝決定戦に出たものの敗退。その後は思うような成績を残せず、昨年初場所から大関カド番と8勝を繰り返した。

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