連載

メディア時評

毎日新聞デジタルの「メディア時評」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

メディア時評

冷静なスポーツ報道を=浮田哲・羽衣国際大教授(メディア論)

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 3月21日、いわゆる「共謀罪」法案が衆議院に提出された。提出の理由を政府は東京五輪を前にしたテロ対策と説明したが、これを聞いて、何か「嫌な感じ」を受けたのは筆者だけではあるまい。法案自体にも大きな問題があるが、東京五輪・パラリンピックを人質にするような姑息(こそく)な言動を許す責任の一端は、五輪を手放しで絶賛するメディアのスポーツイベントに対する態度にもある。

 メディアにとって大きなスポーツイベントは経営戦略の上で欠かせない存在である。とはいえ、昨今のメディアは政治に対しては批判的に論じるが、スポーツに対してはジャーナリズム性を失い、単なる応援団と化している。

この記事は有料記事です。

残り550文字(全文834文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集