シリア

空爆、サリン使用か 目を見開き呼吸困難 救急隊員証言

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 【カイロ篠田航一】「目の前で次々に人々が死んでいった。言葉にできない惨状だった」--。シリア北部イドリブ県ハンシャイフンで化学兵器によると見られる空爆があった4日、現場にいたという救急隊員の一人が毎日新聞の取材に当時の様子を証言した。

 「早朝にものすごい音がして外に出た。道ばたで多くの人が倒れており、子供もいた。息をしている人も呼吸の様子が変だった。せき込んだ後、のどの辺りを触って、そして次々に倒れていった」

 空爆現場に急行したという20代の男性救急隊員がそう話す。「におい」などは感じなかったという。最初の爆撃は午前6時半ごろ。その後4回大きな爆発音が聞こえた。搬送中に息を引き取る人もいた。死の直前、多くは目を大きく見開き、よだれが出ていたという。

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