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1960年「朝日訴訟」1審判決 「人間に値する生活」保障

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朝日訴訟を支援する関係者たちは1965年2月、東京都内で朝日さんの遺影を掲げて「訴訟を勝ちとる大行進」を行った。だが、最高裁大法廷は67年、国側勝訴の判決を下した
朝日訴訟を支援する関係者たちは1965年2月、東京都内で朝日さんの遺影を掲げて「訴訟を勝ちとる大行進」を行った。だが、最高裁大法廷は67年、国側勝訴の判決を下した

 <くらしナビ おとなへステップ>

 病気などで働けないために収入がなく、食べ物を買うお金もないと人は生きていけません。誰(だれ)にでも起こり得ることです。憲法25条は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営(いとな)む権利を有(ゆう)する」などと規定し、「生存権」を保障していると言われています。この生存権のあり方を真正面(ましょうめん)から問うた裁判が約60年前にありました。

 訴えたのは、重い結核(けっかく)のために岡山県の国立療養(りょうよう)所に入所していた朝日茂さん(1913~64年)。生活保護法に基づき、月600円分の日用品費の生活扶助(ふじょ)と、医療扶助を受けていました。しかし、兄から月1500円の仕送りを受けることをきっかけに、福祉事務所は仕送りを日用品費に充てて生活扶助を打ち切り、残り900円も医療費に使うよう命じます。朝日さんはこの対応を不服として国…

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