点字毎日

音訳教材データベース 図や表など分かりやすく 日ラが開発、試験運用中

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 日本ライトハウス(日ラ、大阪市)は「音訳教材データベース」を独自に開発し、試験運用を始めた。教科書の本文以外の図や表、写真など、目が見えないとその内容を理解しにくい資料を「聞いて分かる」ように音訳し、その音声データ(MP3)を蓄積したもの。利用登録をすれば自分専用のIDがもらえ、パソコンなどで聞ける。データは教科や学年、出版社名などで検索できる。本格的な運用開始は来年の秋予定。現在「高等学校 生物」(第一学習社)、「中学 新編新しい数学」(東京書籍)など計11の教科書から抜粋した図表などは試し聴きできる。日ラは更に意見を募り、コンテンツの充実などに生かす。【平井俊行】

 日ラによると、視覚障害者の場合点字が読める人は点字教科書を、弱視の場合は拡大教科書を使って授業を受けるのが一般的。だが、点字を覚えるのが難しい中途視覚障害者や視力低下によって墨字から点字へと切り替える途中にある弱視者ら「点字だけでは授業についていけない」「拡大教科書だけでは図表やイラストの全体像が分かりにくく、説明されている内容が理解できない」といった人が少なくない。また視覚障害以外にも発達障害…

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