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紀伊フード記

春編/3 タケノコ 食感柔らか、上品な味 /和歌山

色の白さと柔らかな食感が特徴の和歌山市山東地区のタケノコ=阿部弘賢撮影

 春の味覚の代名詞、タケノコ。県内で主要産地の和歌山市山東地区では収穫シーズンを迎えた。市内にあるJAの広見橋集荷場にはその日掘り出されたばかりの新鮮なタケノコが持ち込まれる。

 「粘土質の赤土で育つ山東のタケノコは、色が白く、食感は柔らかで、えぐみも少ない」。山東地区で100年以上続くタケノコ農家の3代目、矢出春良さん(71)は山の約30アールの土地でタケノコを生産する。

 自生しているものを収穫するように思われがちだが、矢出さんは手間ひまをかけて生産している。霜が早く解…

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