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「習近平氏、シリア攻撃に『理解示した』」

ティラーソン米国務長官が記者会見で明かす

 【パームビーチ(米南部フロリダ州)会川晴之、ニューヨーク國枝すみれ】ティラーソン米国務長官は7日、米中首脳会談後に記者会見した。トランプ大統領が6日夜の歓迎夕食会の最中に、習近平国家主席にシリア空爆の詳細な状況を説明し、習氏が攻撃に「理解を示した」ことを明かした。

     中国の最高指導者が外交交渉の場で相手国に非公式に伝えた見解が明らかになるのは異例で、外交儀礼に反するとして中国側が反発する可能性もある。

     ティラーソン氏は、習氏の発言は「中国の公式見解ではない」と断った上で、習氏が「子供たちが殺された時には、こうした反撃の必要性があると理解を示した」と紹介した。中国は2月末、シリア政府軍の化学兵器使用を非難し、シリアに制裁を科す国連安保理決議案に、中国はシリアを支援するロシアとともに拒否権を行使している。

     シリア空爆に対し、中国外務省の華春瑩副報道局長は7日の定例会見で「事態のさらなる悪化を防ぎ、得難い政治解決のプロセスを守っていくことが急務だ」と懸念を示した。これが公式見解とされる。ただ、この日の安保理討議で中国の劉結一国連大使は「国際紛争の解決には対話と協議が重要」と従来の原則論を主張。米国の軍事攻撃に明確な非難も支持もしなかった。

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