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山形・老舗書店

斎藤茂吉も愛した「郁文堂書店」復活

店内で談笑する(左から)追沼翼さん、原田伸子さん、芳賀耕介さん=山形市七日町の郁文堂書店で4日午後3時55分ごろ、二村祐士朗撮影

 歌人の斎藤茂吉ら文化人に愛された山形市の老舗書店が8日、10年ぶりに復活した。昭和初期の創業時から県内外の文化人らが集まったが、不況の波に閉店を余儀なくされた。亡くなった店主の妻に力を貸し、再出発を担ったのは地元の大学生2人。「地域のサロンをよみがえらせたい」と夢を語る。

 古ぼけた2階建て建物の1階で、シャッターがガラリと上げられた。8日に営業を再開した「郁文堂書店」。外壁の木板は新たに張り付けられたが、看板は往時のまま。変色していた内壁は手作業で磨き上げ、かつての輝きを取り戻した。

 1933(昭和8)年に創業し、初代店主の方針で県内の郷土史家や歴史家の自社出版を手掛け、談話室を設けるなど地方文化を発信。茂吉は太平洋戦争で疎開中に度々訪れ、小説家・劇作家の井上ひさしや地元の直木賞作家も通った。

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