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自民

麻生・山東派が合併へ調整 大型連休明けに会談

自民党内で浮上している派閥合流構想

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(45人)と山東昭子元参院副議長がトップを務める山東派(11人)が、5月の大型連休明けから合併に向けた最終調整に入る。谷垣禎一前幹事長の谷垣グループからも一部議員が参加を検討している。新会長には麻生氏を想定。実現すれば安倍晋三首相の出身派閥・細田派(97人)に次ぐ第2派閥となり、党内の勢力図が大きく変わる可能性がある。

     関係者によると、麻生、山東両氏に加え、自転車事故で入院中の谷垣氏に代わって秘書で弟の信行氏の3者が5月中旬に会談。今国会閉会後の新派設立を目指し、意見を交わす見通しという。

     3派・グループは党内の基盤を強化しようと、幹部、中堅、若手議員が昨秋から協議。4月初旬には麻生、山東両氏が詰めの協議に入ることで一致し、山東氏は「入院中の谷垣氏に仁義を切ってほしい」と求めた。麻生氏は6日、谷垣氏に手紙を届け、合併に理解を求めた。手紙は「合流話を進めたい」「(退院後に)新派にお迎えしたい」との趣旨だったという。

     ただ、谷垣グループの動向は見通せない。トップ会談に代理が参加する一方で、谷垣氏自身は当面、新派に合流しないとみられるためだ。グループ内には「谷垣氏の復帰まで動くべきでない」との意見も根強く、グループが事実上分裂し、新派には数人の参加にとどまる可能性もある。

     麻生氏は合併について「党内で『政権交代』が可能な2大派閥をつくるためだ」と繰り返してきた。山東派と合併すれば派閥の所属議員は56人に膨らみ、現在の第2派閥、額賀派(55人)を抜く。

     それでも細田派との差は大きく、同じく池田勇人元首相が創設した「宏池会」の流れをくむ岸田派(46人)との合流を最終目標に掲げる。

     岸田派には「主導権を麻生派に奪われる」(中堅)と否定的な声が多いが、麻生氏は今回の合併を「大宏池会構想」の弾みにしたい考えだ。【小山由宇、小田中大】

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