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熊本地震

1年 防災、小さな一歩から 学会がシンポ 地域に合った計画を /福岡

 地区防災計画学会(会長・室崎益輝神戸大名誉教授)は8日、城南区の福岡大でシンポジウム「熊本地震から1年を振り返って~熊本地震の教訓と地域防災力の在り方」を開催し、研究者や学生ら約150人が参加した。【山下俊輔】

    「関連死対策 在り方考えて」

     熊本地震で「震災関連死」が160人を超えている現状について、室崎名誉教授は「過去の震災で関連死や車中泊について問題が明確になっていたが、経験が日本全体に伝わらなかった。対策の在り方を考えなければならない」と話した。

     同学会は町内会などコミュニティー単位で住民が地域事情に合った防災計画をまとめ、市町村に提案できる地区防災計画を推奨している。京都大学防災研究所の矢守克也教授は、南海トラフの最大想定死者数32万人に触れ「大きな数字を浴びせても自分のことと信じて行動を起こすことに結びつかない。(自分のこととして捉える)小さな一歩となるのが地区防災計画だと思う」と話した。

    〔福岡都市圏版〕

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