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旧東独・秘密警察の爪痕(その1) 統一後も新たな悲劇

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 1990年10月、東西ドイツは統一され、世界最大規模の監視国家だった旧東ドイツの秘密警察「国家保安省」(通称・シュタージ=Stasi)も姿を消した。しかし、膨大な内部文書が公開されると、多くの市民が衝撃を受けた。

 統一から1年がたったころ、シュタージの主導で旧東ドイツから追放(76年11月)された過去を持つ人気歌手のボルフ・ビーアマンさん(80)に一通の手紙が届いた。

 <親愛なるボルフ、あなたにシュタージ文書が開示されたことを新聞で知りました。(文書で)私を見つけたでしょう。「ヒバリ」とは、私のことです>

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