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今週の本棚

『ヒトと文明-狩猟採集民から現代を見る』 著者・尾本恵市さん

 (ちくま新書・972円)

 「人類学者は何ができるのか」。83歳の今、自らに問いかける。

 フィリピンのミンダナオ島で2014年、「ママヌワとの対話」と題する国際シンポジウムに招かれ講演した。ママヌワは先住民族ネグリトの一部族。ルーツを探ろうと、かつて遺伝子分析のために血液を採取させてもらった人たちだ。

 彼らが狩猟採集をしながら暮らしていた地区を再訪すると、ニッケル鉱の露天掘りで森が消えていた。自分たち都会の人間が現代文明を享受している陰で、弱い立場にある森の人たちの生活が破壊されていた。

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