長崎
被爆マリア像を歌曲に 「平和への思いを次世代へ」
毎日新聞
2017/4/9 15:41(最終更新 4/9 15:45)
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長崎市の浦上天主堂にある被爆マリア像をモチーフにした歌曲を、平戸市出身の作詞家、門谷憲二さん(68)とソプラノ歌手の松口ようこさんが制作した。全8曲計約30分で、7月にCDアルバムとして発売する。収録には、県出身の演奏家のほか、活水高校の生徒もコーラスとして参加。門谷さんは「平和への思いが長崎から広がり、次の世代へと歌い継がれる歌になってほしい」と願う。
門谷さんは布施明さんの「君は薔薇(ばら)より美しい」などのヒット曲を作詞した。今回の歌曲の制作は、長崎市在住の漫画家、西岡由香さんの作品「被爆マリアの祈り」を読み、昨年7月に浦上天主堂を訪れたことがきっかけ。被爆マリア像を見て、「人間のように何かを話しているように感じた。どうしても音楽として発信したいと思った」という。
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