米中首脳会談

習氏「安全運転」に腐心

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 【ワシントン林哲平】中国の習近平国家主席はトランプ米大統領との初の米中首脳会談を終え、8日に北京に戻った。対米関係安定に向け、首脳間の友好関係をアピールする目的は達成した。だが対立分野での議論が避けられ、米中関係をどう定義づけるかの青写真も示されず、今秋の共産党大会を控えて「安全運転」の印象が色濃く残った。

 「9層に及ぶ高台も土を重ねることから着手する。千里の道のりも一歩から始まる」。新華社通信によると、習氏はトランプ氏に中国の思想家・老子の言葉をつづった書を贈った。この際、米中関係をビルにたとえて「1階ずつ築き、より堅実で高く美しいものにしたい」と呼びかけた。

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